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退職代行で辞めると勤め先の人が家に来るのか!?

退職代行を使った後上司や同僚など会社の人間が家に来そう・・・。
リアルに困る問題です。
実際そのような事はあるのか?また、今記事では対処法をまとめてます。

退職代行を使って辞めようと考えている方は、

  • 辞めると言い出したら怒られそう
  • 普段からパワハラが酷く 退職を 言い出せない
  • 退職を願い出ても怒られただけ終わった
  • 人手不足で自分では退職を言い出せない

この手の状況に追い込まれてます。

今回は、退職代行サービスがこの不安を解決するためにどのような対尾を取っているか。依頼者としてはどのように対処するかを書いてます。

上司が体育会系、もしくは気性の荒い人だと、辞めた後まで家に来て怒られるんじゃないか。

この手の問題は、この記事を読む事でスッと解決しますよ!

目次

退職代行を使った後に家まで来られたらいやだ!

多くの社会人が気にするのが、この「勤め先の人が家まで来るのでは!?」と言う問題です。

会いたくないから退職代行を使っているのに、その後家まで来られたら本末転倒です。

ここを気にして退職代行に依頼する事を渋っている人も多いのではないでしょうか?

結論から言うと、退職代行を使って辞めても、勤め先の人が家まで来ることはほぼ無いと言えるでしょう!

今回は、この問題について深堀してみます。

退職代行の伝達に法的強制力はない

多くの退職代行では、電話にて退職の意思を伝える際に、「本人には直接連絡しないでくださいと」伝えます。

気軽に勤め先の人と連絡が取れるのであれば、退職代行を使うまでも無いですし、特に退職に関してはことさら絡みたくないと思うでしょう。

この悩みを代行してくれるわけですが、実はこの「本人に連絡を取らない様に」と言うお願いには法的な強制力はありません

つまり、勤め先はその後本人に連絡をしてもなんら罰則の対象にはならないと言う事です。

もちろん自宅までくるのも同じことです。

心配した上司や同僚があなたの自宅まで来ても、それは法律に触れているわけではないのです。

退職代行サービスの公式サイト上、「よくある質問」内に記載がある事が多いです。

下記のような有名退職代行サービスの公式ページを、参考にしてみましょう。

もし帰らなければ不退去罪が適応される

万が一会社の人間が家まで来た際を想定して覚えておいて欲しいのは、帰るように促しても帰らない場合です。

先ほどは「連絡を取らない事」に関してなんら罪には問われないと書きましたが、帰ってくれと頼んでも帰らない場合は、不退去罪が適応されます

不退去罪は刑法の第130条に記載があります。

正当な理由がないのに、人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船に侵入し、又は要求を受けたにもかかわらずこれらの場所から退去しなかった者は、3年以下の懲役又は10万円以下の罰金に処する。

引用元:wikibooks

興味深いのは艦船まで対象になる点ですが、要は人の所有する乗り物や敷地に、ずっと居座るのは違法となります。

退職代行に限った話ではなく、主にストーカー案件や居酒屋で酔いすぎて居座った際に適応される事が多そうですね。

最悪の事態が起きた際は、この不退去罪も視野に入れて帰ってもらう事を促しましょう。

会社からの連絡は出なくても大丈夫

自宅に来るだけでなく、退職代行を使った後に会社から携帯に連絡が来ることは十分に想定されます。

しかし、この電話も出る必要はまったくありません

出ないといけないと言う強制力も、ここには存在しないんですね。

よって、無視してしまって大丈夫なんです

退職代行後会社の人間が家に来ても無視でOK!

家に来ることも同じで、インターフォンをしつこく押されたとしても応答する必要はありません。

居留守を使ってしまって問題ないでしょう。

あるとすると、罪悪感や落ち着かないと言う気持ちの問題です。

嫌で辞めた会社の人間が家の前にいる。

そう考えるだけで心はざわつきますね。

あまりにしつこくインターフォンを鳴らすようであれば、先ほど触れた不退去罪に該当しますから、警察に連絡してもオッケーだと言うことになります。

参考記事⇒退職代行を使われた側の会社はどう感じる?

親に連絡がいかないか心配

同じように連絡が行って困るのは両親の所です。

多くの企業では、入社時に緊急連絡先や身元保証人として実家の連絡先などをかいて提出させてると思います。

この点も、社会人が退職代行に依頼しづらい要因の一つでもありますが、実際に親などに連絡が行くケースも稀だと言えるでしょう。

よほどあなたの事を追い詰めよう、文句を言いたいから親に連絡しようと思っていない限り、こう言った行為には及ばないと思います。

退職後に親に文句を言う会社なら辞めるが吉

逆に、親などに連絡をして文句や皮肉を言うような企業であれば、早めに辞めるが吉でしょう。

出来れば事前に自分から親に連絡しておく方が無難ですね。

中には退職を反対される親御さんもいらっしゃいますが、それよりも自分の健康や精神的負担を考慮してもらいましょう。

そうしておけば、いざ勤め先から親に連絡が言っても軽症で済みます。

実体験!退職後実家に連絡が行きました

ちなみに私は、若いころ居酒屋のバイトを飛んだ経験があり、嫌がらせで実家の両親に電話された経験があります。

すぐに母親が心配して電話をかけてきましたが、こればっかりは説明して分かってもらうしかなく、とにかく「心配はいらない」と言う事だけ強く伝えたのを覚えています。

結局それ以外居酒屋から何も連絡はありませんでしたが、バックレや飛ぶのは良い事ではないですね

それよりはまだ退職代行を使って、退職の意思を伝える方が健全だと言えるでしょう。

参考記事⇒退職代行で辞めたら親に電話が行く?

社宅や寮の場合はどうするか?

グレーな状況として、社宅や寮に住んでいて退職代行を使った場合どうなるかと言う問題もあります。

名義が自分や親ではないので、厳密には敷地に居座られても法的には問題が無いと言う事にもなりかねません。

不退去罪は適応されないかもしれませんが、その連絡に応じる必要は同じくないのでこれも無視してしまっていいでしょう。

社宅や寮だと退職後に訪問されやすい

社宅や寮の場合だと、近隣に同じ会社の人間が済んでいる事も想定されますから、容易に自分の部屋に来ることは考えられます。

招き入れたり、話をするのはアナタの自由となりますが、相手が辞める原因になった上司だったり、嫌いな同僚であれば無視していいと思います。

この様に自宅住まいでない場合は、退職代行相談時にしっかりとその旨を伝えた上で代行を進めてもらうようにしましょう

参考記事⇒退職代行で辞める時寮や社宅だったらどうなる?

会社から連絡がある事は一応想定しておく

今回の記事を書くに当たって、多くの退職代行サービスの公式サイトを見直しましたが、やはり「強制力はないので稀に連絡が行きます」と書いてある所が殆どでした。

個人的な見解を元に書かせてもらうと、勤め先の裁量や度量に左右される部分だと思います。

アナタが辞めた事で売り上げにダメージがあると言った場合は、連絡が来る可能性も高くなるでしょう。

逆に、直接売り上げに関係しない部署で働いていた場合や、退職の理由が周りから見て納得するほど劣悪な環境であれば、連絡が来る可能性は低いと思います。

社長や、人事のトップ。
もしくはあなたの上長など、すべては権限を持っている人にかかっています。

「辞めてしまったか」と会社側も責任を感じる様な姿勢を見せた場合は、追い込むような真似はしないでしょう。

ワンマン社長がバリバリ権力を持っている会社だと、面白くないので文句の一つも言ってやろうと連絡して来る可能性は高いですね。

この辺のイメージは、一緒に働いていたアナタの方が分かると思います。

今一度自分の勤め先を思いかえしてみて、社長の性格を考えると連絡してきそうとか、案件にダメージがあるからしばらくは連絡がありそうと考えられる場合は、ある程度覚悟しておいた方がいいかもしれません。

最近では、勤め先の方でも退職代行の対応策を考えている事が増えてきましたから、強制力がない事は知っていると思います。

スマホに連絡が来る可能性は、退職代行黎明期の頃よりも高くなっていると言えるでしょう。

それでも家まで押しかけてくるのは少しやりすぎですね。

可能性はゼロとは言い切れませんが、それでもごくごく稀に起こる極めてレアなケースだと言えるでしょう。

これにより、今現在退職代行に依頼しようか迷っている社会人は、特に心配することなく利用して欲しいと思います。

毎日ストレスで押しつぶされそうな時間を過ごすのではなく、サクッと辞めて新しい環境でスタートを切りなおす方が健全だと思います。

今退職代行を利用しようか迷っている方は、一度優良退職代行に相談してみましょう。

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